砂日記ばーじょん2.0

IT関連の仕事中に浮かんできたポエムとか読んだ本の感想とか書いていきます。

【デブサミ2017聴講記】【17-C-3】オルタナティブなチーム開発のすゝめ

デブサミの参加記録(4/8)

公開資料

Togetter

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感想

自分たちも、お客さんも、みんなが楽しくなれる受託開発をする

一風変わった受託開発といえばソニックガーデンさんが有名どころですが、
福岡にも独特な開発の進め方をする会社さんがオルターブースさん。
「チーム開発にワクワクを混ぜる」を顧客と行うことを目指しているそうです。
経営テーマを体現するために以下のような多くの施策を実施しているとのことです。

  • サービス品質優先を突き詰めた結果の、機能的組織(私は機能指向開発という言葉が浮かびました)
    • 徹底的に機能を洗い出す
    • 機能に人をアサインする
      • どうしても割り当てられない機能は外注するか、受注しない
  • 組織開発文化の既成概念を壊すためWebディレクターやサービスプロデューサーを入れる
  • 顧客とワールドカフェ形式のMTGを開催して一緒にブレストする
  • 新技術検証を顧客とする
  • システム構成図を矢印とアイコンに絞るなど、ものの見た目の楽しさにもこだわる

顧客を巻き込んでサービスを作るというのは受託開発ながら
非常にアジャイルで合理的なやり方をしてて素晴らしいなと思いました。

一方で、結構コストがかかっていそうだな、とも。
例えば、学ぶ楽しさを得るための新技術を常に追い求めるという姿勢はいいなーと思うところ半面、
せっかくコストかけて新しい技術を習得しても、
顧客の課題解決にマッチしなければ使われないという結果に終わることもあるかと思います。
また、顧客を巻き込むということは、
その分顧客にもコストがかかっているところがあるのかなと思ったのですが、
その辺どのように折り合いつけているのか気になりました。

新しいシステム作りの考え方を求める顧客がもっと増えればいいな

受託開発って、まだまだ発注側が受託側に仕様を投げっぱなしになるのが大多数だと思っています。
サービスの観点からシステムに関わり、業務をきちんと設計し、
受託側とパートナーシップを強めてシステムを共に作る。
そんな姿勢がこれからはサービスを回す発注側にも求められ、
広がっていけば、受託開発の在り方ももっと多様化してくるのではないでしょうか。